出生直後は体付きなどが母に似ているなという印象だったのですが、離乳を迎える頃になると徐々に筋肉量が増え、肩の造りや骨格などから父の面影が感じられるようになってきました。

馬体の線が細く映り、少し元気がないように感じました。今では元気が有り余っているようですけどね。

バランスの取れた馬体ではあるものの、緩さが気になりました。

放牧地では活動的で、他馬によくちょっかいをかけている姿を見かけます。

他馬との距離感が近いせいか、牝馬だというのに生傷が絶えません。

脚元はやや硬めに映るものの筋肉の質は柔らかく、滑らかな走りをしています。パワーも申し分ありません。

Justifyを初めて見た際、その大きさと迫力に驚きました。サイズが気掛かりになる初仔の父として配合したいと考え、芝の中距離で活躍した本馬の母、アレイヴィングビューティを導入しました。初仔から素晴らしい仔を出してくれ、今後も本当に楽しみなお母さんです。

姉は少し気の強い面が目立ちましたが、本馬は人の後ろをトコトコと付いて歩くなど可愛い所がありましたね。

重心が低い走りで、前肢の掻き込みに力強さがあります。ややピッチ走法でスピードタイプではないでしょうか。

身体の使い方がとても上手いですよ。

入厩当初は悍性のキツイ面を見せていましたが、徐々に精神面での余裕が感じられるようになり、大人びてきました。

フレームはそれほど大きくならないと思いますが、筋肉量が多く中身の詰まったタイプなので、馬体重的には標準サイズになってくれるでしょう。

母はそれほど大きな馬ではありませんが、芝の中距離戦線で活躍してくれました。配合相手にハーツクライを迎えた事で、本馬には是非とも牝馬クラシックの舞台を目指して欲しいですね。

半兄クロミナンス(父ロードカナロア)とは馬体のタイプが全然違います。父が替わって大柄になり、動きに柔軟性も感じられるようになりました。

馬格に恵まれました。他の箇所についても、気になるところは特にありません。

ぜひ動画をご覧いただきたい1頭です。身体をものすごく大きく使って歩きます。父産駒特有の緩さもさほど目立ちません。

たしかに、ストライドがかなり大きいですね。かといって、緩すぎないのもいいです。完成したら、今以上に格好よくなると思います。走りそうな雰囲気です。

堂々としていて、かつ積極的です。当歳時は母のまわりをピョコピョコ跳ね回っていましたが、現在も自ら積極的に行動しています。

離乳で受けたダメージからの回復は割と早かったですね。飼食いが落ちる事もありませんでしたし、その後も順調でした。

飼食いが安定していて、肉付きがよい馬だなという印象でした。

さほど脚が長いわけではないのですが、ストライドは大きいですよ。伸縮性を感じさせる動きで、ややピッチ走法です。

手先の軽さと柔軟な筋肉は父によく似ていますし、この大きなお尻は母似と言えると思います。

本馬は3番仔なのですが、母の産駒はそれぞれ非常によく似ていますね。母系に流れているストームキャットがよく出ている印象です。キタサンブラックを配合した事でもう少し手足が長くなるのではと想像していたのですが、本馬の祖母にあたるレッドキャットによく似たフォルムになりました。兄は2頭とも出来のよさからセレクトセールに上場しましたが、本馬もそれに負けず劣らずとてもよい馬なので、母のポテンシャルの高さを感じるとともに、本馬のデビューが楽しみです。

基本的には大人しい仔でしたね。ただ、スイッチが入った際の動きはヤル気に満ちあふれていて、怖いくらいでした。

心身共にしっかりとしてきました。コミュニケーション能力が向上して、人との関わり方が上手くなりました。

入厩当初はスラリとした体型が目立っていたのですが、徐々に筋肉量が増えてムキムキな馬体になってきました。

後肢の踏み込みが力強く、走りにパワーとスピードを感じます。

兄や姉の同時期と比較すると飼食いがよく、馬体の肉付きもよいです。

どれもたいした事はないのですが、外傷が多いですね。兄や姉よりヤンチャなのかもしれません。

当歳の頃は華奢なイメージでしたが徐々に筋肉が付いて、馬体がしっかりしてきました。サイズ的にも丁度良いと思います。

これまでの母の産駒は特に柔らかさが目立っていましたが、本馬は柔らかさの中にもよい意味で芯があるように感じます。

母は馬体がシャープでした。本馬も生まれたときから、輪郭線がクッキリとしています。期待の大きな1頭です。

来た直後から状態はよかったですよ。肌ツヤも良好です。

気持ちが力強いです。普段は内に秘めていますが、いざというときに爆発させます。ただ、扱いにくいということはありません。

安定した成長ぶりです。中サイズの馬体は、春以降に体高がだいぶ伸びて、幅も出てきました。スケールが増しています。

ご心配かもしれませんが、けっしてひどいものではありません。馬房内に予防用のグッズを置いて対処しています。

昔から、「旋回癖をやる馬は、疝痛を発症しない」といわれていますね。

均整が取れた馬体は骨量、筋肉量ともに豊富で、本当に素晴らしの一言に尽きます。出生時から大きなところを目指して欲しいという期待を抱いていましたが、ここまでの成長過程からもその期待は高まるばかりです。2歳戦からの活躍を期待します。

一完歩が大きく、滞空時間の長い走りを見せています。ゆったりとしたフォームを見る限り、距離の融通は利くはずです。

基本的には穏やかですが、活気があって競走馬向きのよい気性をしていると言えます。

落ち着きがあり、大人びています。

馬格に恵まれながらも動きに重苦しさがない点ですね。

抽象的ではありますが、全体的な雰囲気のよさを感じ取っていただきたいです。

母は自身の特徴を色濃く伝えるタイプだと感じています。これまで全て異なった種馬を配合してきましたが、どの仔も素晴らしデキ栄えですし、今後もどんな産駒を出してくれるのか楽しみです。

配合時にはもう少しシャープな体型の仔が生まれるのではと想像していましたが、姉達同様本馬も骨量、筋肉量ともにとても恵まれましたね。牡馬顔負けの馬格を誇っていて、期待が高まります。

大人しく、悪さもしない本当によい子でした。

フレームはしっかりとしていましたが、馬体の薄さが目立っていました。飼食いもあまりよいタイプではなかったので少し心配していたのですが、徐々にしっかりと食べられるようになり、その甲斐もあって春を迎える頃には馬体に幅が出て逞しくなってきました。

動きには柔らかさがあり、大きなストライドで走る姿からはよいスピードを感じます。

目つきはあまりよくないのですが、素直な気性で人当たりがよいです。

オリエントチャーム血統とハービンジャーというのは、ペルシアンナイトの活躍からも相性がよいのは証明済みですからね。タイプとしてはペルシアンナイトとは異なりますが、非常によい出来だと思いますし、本当に楽しみです。

馬体重はそれほどありませんが、フレームが小さいわけではありませんし、数字よりも体を大きく見せています。母は2000ｍ前後の距離で4勝を挙げてくれましたが、本馬も同様の舞台で活躍してくれると見ています。

遅生まれなこともあって、到着時はまだしっかりとはしていませんでした。ただ、徐々に体高が出て、春先になると筋肉もつき始めたように、豊かな成長力を感じさせます。

グッドルッキングホースです。当歳時から形がよく、好みのタイプでした。

伸びのあるタイプで、身体を大きく使って歩けます。

この一族で芦毛は珍しいのではないでしょうか。ダンカークの毛色を受け継ぎました。

やや硬めにも映りますが、それは地方のダート向きという証です。

馬格に恵まれましたし、地方で勝ち鞍を重ねてくれそうなイメージがあります。

サイズは標準といった所ですが、関節の可動域が広く、実際のサイズ以上に体を大きく見せる走りをします。

増体の停滞期はありましたが、標準的な大きさにまで成長してくれました。

春を迎えて一気に馬体が成長し、見栄えもよくなりましたね。

父にキタサンブラックを迎えた事で手先に軽さが出たので、この血統の新たな一面を見せてくれるのではないかと期待しています。

母の産駒は筋肉量が多く、ゴツゴツとした馬体に出る事が多いのですが、本馬はキタサンブラックを配合した事でこの血統にしてはスッキリとした体付きに出ましたね。

母の事が大好きで、常にピッタリと寄り添っていました。他の当歳馬とは積極的に関わるタイプではなかったですね。

群れでは他馬にちょっかいをかけたり、他馬から追いかけられたりしている姿をよく見かけます。運動量はかなり多いと思いますよ。

ネコ科動物を思わせるような伸縮性に富んだ走りを見せています。脚の回転が速いです。

スピード、パワーともに水準以上と言えそうで楽しみですよ。

兄や姉達はやや薄手の馬体でしたが、本馬は幅がありどっしりとしています。適度にピリッとしている所はこの血統らしさだと思います。

母の産駒だけに大きくなり過ぎるのではと少し不安でしたが、期待通りのサイズ感でここまで成長してくれました。

手先の軽さですね。馬体のサイズも丁度よいと感じていますし、軽さとスピードを活かした競馬を見せてくれるはずです。

ツンデレといった感じですね。人にすり寄ってきたかと思えば急に怒り出すなど、少し掴みどころのないタイプでした。

１頭でいるところをよく見かけますね。他馬を気にする様子もなく、いつもマイペースに青草を食んでいます。

瞬発力がありそうで、バネの利いた走りを見せています。

身体全体を上手く使えるのが特徴ですね。

基本的にとてものんびりとしています。

オンとオフがはっきりとしていて、オンの時には目つきの鋭さが示している通り、激しい悍性を見せます。

母にはよいスピードがあり、デビュー前から期待していたのですが、故障のため残念ながら１戦しか出来ませんでした。その母にハービンジャーを掛け合わせる事で、スピードとタフさを兼ね備えた産駒が生まれるのではという期待を抱きました。本馬は健康優良児そのもので、ここまでは期待通りの成長を見せてくれています。

馬体からも芝の中距離でしょう。母の分まで頑張ってくれると思いますし、楽しみな一頭ですよ。

母の初仔ということで、最初はややコンパクトに映りました。成長がゆっくりかと思いましたが、その後は予想を大きく上回る良化ぶりです。

母の募集時は脚長で、まだバランスが整っていませんでした。本馬はサイズこそ大きくはないものの、バランスがきっちりとれています。もしかすると、母以上の成績を残せる可能性まで秘めているかもしれませんよ。

我が強く、負けん気の強さもうかがえます。ただ、オン･オフがハッキリとしており、母同様の賢さを感じさせます。

期待のＧ１ウイナーにロードカナロアという、現時点での王道配合です。見るからにいい馬で、期待しないわけがありません。

脚向きがいいですし、顔も可愛くて、華のある舞台が似合うでしょうね。

初仔で、なおかつ現在の見た目から、サイズを気にされる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、父は成長力に富みますし、そんなに小さいタイプにはならないと予想しています。筋肉が乗ってくれば、中サイズくらいになると思います。

自立心が強く、離乳前から親から離れて単独で行動していました。離乳後もダメージはなかったですし、精神的に充実しています。

上背があって、きれいな馬体です。

脚長を活かして、ストライドの大きな迫力のある走りを披露しています。すごくスケールを感じさせます。

ここ最近は馬体がしっかりとして、それに伴って自信がついたのか、群れのなかでも堂々と振る舞っています。負けん気が出てきました。

姉は調教での動きがいいのですが、本馬も馬体は似ており、なかなか期待できそうです。

母父はワークフォースですが、父イスラボニータのスピードが注入されたことで、どんな条件で活躍してくれるのか、楽しみは尽きません。

立派なお尻から繰り出される動きはとてもパワフルで、かつ背中の使い方が上手です。背中を伸縮させて、キビキビとした素晴らしい歩きを見せてくれます。

姉2頭は性格的にわりと煩いところがありましたが、徐々に落ち着きが出てきました。本馬はすでに大人しく、扱いやすいです。この時期ガッチリな見た目だった姉に比べると、凝縮感のある馬体をしています。母系のよさがうかがえます。

走るロードカナロアのタイプではないでしょうか。トモの充実ぶりが目立ちますし、個人的にも好きなデキですね。大いに期待しています。

父のよさがうまく出た印象で、楽しみな1頭です。

本馬は肩がすごく強いですね。メジャーリーグで活躍中の大谷くんタイプです。推進力がやたらあります。パワー十分で、じつは大物かもしれません。

骨量や筋肉がしっかりと備わっています。父らしさが出ていますね。すごく健康的で、気になる点はありません。

スピード系繁殖にモーリスをつけようと考えていました。1200～1400ｍ戦で4勝をマークした母との配合で、パワフルな子供が産まれて、今や理想どおりの馬体といえるでしょう。馬格がありながらも、いい意味でまとまっています。モーリスが母のよさを引き出してくれましたね。

小さなころから堂々としていました。社交性がないわけではないのですが、我が道を行くタイプで、ブレることはありません。

人馬に対して優しく、手のかからない馬です。

見た目どおりのパワフルな動きを見せています。まだ身体を持て余している感じもありますが、この時期ですから仕方ありません。今後のトレーニングで変わってくるでしょう。

中央でも面白いのではと思ったぐらいですが、地方の深いダートはより合いそうですし、活躍できるのではないでしょうか。

左前脚の球節部分に軟腫が出て、すぐに検査をしたところ、骨片が見つかりましたので、昨年10月21日に除去手術を行いました。ただ、元から跛行などはなく、現在も順調に放牧ができていますので、まったく問題ありません。

5月生まれですが、安定した成長を見せています。見た目はよくなる一方です。

生まれたときすでに安心感があり、バランス自体は整っていました。タイムフライヤーは冬場あまり目立たなかったのですが、その後、牡馬らしい成長を遂げてくれました。遅生まれの本馬も、今後さらによくなってくるでしょう。

瓜ふたつといっていいぐらい似ていると思います。同じような成長曲線を描いています。

本当によく似ていますよね。父と母の相性のよさがうかがえます。

とにかく素晴らしい動きをします。動画撮影のさいも、スナップのよさが目立ちました。タイムフライヤーは現在ダート路線で活躍中ですが、本馬はこの歩きを見ると、ぜひ芝で使っていきたいところです。

いかにも芝で切れそうなタイプです。また、顔がきれいなところもご覧いただきたいポイントです。良血馬らしい品がありますよね。

元々友達が多く、離乳前から当歳同士で行動している姿をよく見かけました。そういった事もあり、離乳がそれほど堪えた様子はありませんでした。飼い葉もしっかりと食べていましたね。

飼食いはよいものの、なかなか身になってこないタイプだなと思いました。

入厩当初はソワソワと落ち着かない面を見せていたものの、徐々にそういったところが解消され、気持ちに余裕が生まれてきたように感じます。

グッと沈み込むようなフォームで放牧地を駆ける姿は目を引きます。格好いいですよ。

馬体のシルエットは母に似ていますね。

腹回りが少しシャープに見えるのはジャスタウェイ産駒の特徴だと思います。

本馬の母にはこれまでずっとサンデー系の種馬を配合していますが、配合相手に関わらず産駒は短い距離が合っているようですね。本馬も動きを見る限りマイルくらいまでで活躍してくれるのではないでしょうか。

母馬にベッタリなタイプで、他の当歳馬とはあまり関わっていませんでしたね。常にお母さんに寄り添っていました。

スピード、パワーともに水準以上で放牧地でも目立つ一頭です。

ダッシュ力を感じますね。

普段は大人しく無駄な事をしませんし、とても素直なのですが、時折頑固な一面も見せますね。

この子だけに限りませんが、キングカメハメハ系の産駒は頑固な所も持っている印象です。

ロードカナロアの持つスピードに注目して3年連続で配合しました。馬体の出来や動きを見ても相性のよさを感じていますが、姉達を見ていると本馬が本当の意味でよくなってくるのは2歳の春以降ではないかと思っています。その頃には今よりさらに力強さが増してくるでしょうし、スピードの乗りもよくなっているはずですよ。

なかなかうまくいかなかったのですが、本馬は違いますね。ここまですごく順調にきていますし、とてもいいデキです。

ピリッとした性格です。母はステイゴールドのハートの強さを持っていました。気の強さは、その母や母父、そしてライバルにも負けていません。

ダートチャンピオン輩出の血統で、やはりダートでしょう。それでも、放牧地では軽い動きを見せていますので、芝も試したくなりますね。

近親にアンジュデジールやオールブラッシュがいるように、大一番での勝負強さが光る血統です。父を配合したのは、やはりそういう舞台を意識してのもので、本馬もここぞというときに持ち前の武器を発揮してくれるでしょう。

とにかく前向きです。ここにきて、いくらかは落ち着きも出てきました。

以前はもっとピリッとしている感じがありましたが、多少は大人になってきたようですね。

先ほども話にありましたが、骨量･筋肉量ともに豊富です。すごく頑丈そうですので、コンスタントに走ってくれるでしょう。

サクラバクシンオーから受け継がれたスピードとパワーが、本馬にも伝わればと考えました。その狙いどおり、祖父･父の特長がうまく反映されました。馬体･動き･気持ちを活かして、パワフルなスピードを競馬場で披露してくれたらと期待しています。

どちらかといえば、1頭でいることが多いのですが、ソワソワしないですね。走るときは、まわりと一緒にいます。

優等生のひと言です。とてもクレバーで、人の手を煩わせることはありません。

ぜひ動きをご覧ください。背中をよく使った素晴らしい歩きです。そこらへんは、父サトノダイヤモンド譲りといえるでしょう。個人的に、この父は推しの種牡馬です。

母のイメージを残しつつ、種牡馬の特徴を出す母親で、産駒は形がそれぞれ違います。本馬は父の特徴、脚長で背が高くてスラッとした部分がよく出ています。腹回りは母似です。いい意味で父が出て、バランスがよくなりました。配合がうまくマッチしましたね。

母にベッタリだった事もあり、離乳のショックは大きかったみたいです。一時は寂しがって飼食いが落ちました。

脚さばきはやや硬めながら力強い動きを見せていて、走る姿は迫力満点です。

春を迎えて体高がグッと伸びたのですが、馬体の成長に自信をつけたのか自己主張も強くなってきました。姉のパーソナルハイ（父：ディープインパクト）も同様だったため、血統的にそういった面があるのかもしれません。性格もよく似ていますよ。

暖かくなるにつれて付くべきところにしっかりと筋肉が付き、パワフルな体付きへと変化してきた点です。

筋肉の質が柔らかく、薄い皮膚が代謝のよさを物語っています。

G1勝ち馬という事もありますが、初年度から２年連続でディープインパクトを配合しました。その点からも、本馬の母にかける期待の高さを感じて頂けると思います。本馬は父がドゥラメンテという事で、兄や姉とは違った一面を見せてくれるのではと思っています。

馬体はややコンパクトですが、安定した成長を見せています。体高がありますし、けっして小さすぎるということはありません。

どの馬もバランスがとれて健康的です。本馬も例にもれず、丈夫に活躍してくれるものと期待しています。

骨格のミスが少ない造りです。これはやはり、父の特長なのかもしれませんね。ダートで堅実に走ってくれそうなイメージです。

トリッキーコード系は芝で走っています。ただ、本馬はゴールドアリュール肌で、父マインドユアビスケッツですし、馬体からもダートが合うでしょう。

この一族は母系の影響が強めに出るのですが、本馬の馬体の造りや動きは母父タートルボウルからきているのではないでしょうか。

初仔はどうしてもサイズの心配をしてしまうのですが、本馬に関してはその心配は皆無で、体質もしっかりとしていて手がかかりませんでした。

ストライドが大きく、走りには力強さを感じます。柔らかさも備えていて、安定感のあるキャンターは目を引きます。

少しのんびりとした性格で、無駄な事をしない賢さがあります。

人懐こい性格で、とても可愛らしいですよ。

ジャスタウェイ産駒は初仔からしっかりとしたサイズに出てくれる印象だったのですが、今回もそうでしたね。お母さん自身もそれほど大きな馬ではなかったのですが、とても立派な仔を産んでくれましたし、今後が非常に楽しみです。生まれてすぐからすごく雰囲気のある馬で、G1サラブレッドクラブで活躍してくれたお母さんの子供という事もありますし、こうやってご紹介出来る事を本当に嬉しく思っています。

初仔かつ成長途上ですので、まだパワフルな感じではないものの、すでにスピードの持続力を見せています。走り方もよく、これから力をつけてくるのが楽しみです。

とても賢くて、まわりがよく見えている様子です。人に対しても、いっさい悪さをしません。

母はゴールドアリュールを父に持ちながらも、現役時はそこまでパワフルな馬体ではなく、一見すると芝でも行けるのではと思わせました。本馬もその母の感じが出ていますね。それでも、血統的にはやはりダートでしょう。叔父タイムフライヤーに通じるものもあります。

母が放任主義だったという事もあり、母と離れて遊んでいました。友達も多かったですし人気者でしたよ。

体を大きく使った走りを見せていますね。

見た目からも伝わってきますが、パワーはかなりのものを秘めていそうです。

他馬に対してはかなりキツイのですが、人に対しては素直で、少し気の小さい面も見せています。

体が大きいという点は兄や姉も同様なのですが、その中でも本馬の馬格・筋肉量は目立っています。

フェノーメノの配合相手を探していた際、本馬の母ボンバルリーナが浮かびました。フェノーメノを配合する事で馬格とパワーに恵まれた産駒が誕生してくれると考えたのですが、期待通りでしたね。

この恵まれた体躯はかなりのアドバンテージですよね。地方の深いダートを苦にする事はないでしょうし、持ち前のパワーを武器に迫力満点の走りを見せてくれると思います。

コロンとした体型でやや膝下が短く見えるあたりが、この血統らしさが出ているなと感じましたね。姉のペガール（父：ドレフォン）の当歳時より体高があり、今後さらに馬格が出てくればダート戦線において有利に働くのではないでしょうか。

脚さばきはやや硬めでパワフルな走りをしています。これぞダート馬と言ったところでしょうか。

特別ヤンチャという事もなく、かといって大人しいわけでもありませんが、女の子らしい性格で、人に対して悪さをするような事はありません。

本馬も姉も体型は母系の影響をしっかりと受け継いでいます。ですが本馬は徐々に胴に伸びが出てきたので、そのあたりが少し姉とは異なっていますね。

祖母であるディラローシェの面影を本馬からは強く感じますね。キンシャサノキセキ産駒は調教が進むにつれて筋肉量が一気に増えて体にボリュームが出てくる仔が多いので、本馬も成長するにしたがってダート馬らしい逞しさを身に付けていってくれるはずです。

成長過程は兄や姉よりもゆっくりといった印象です。ロードカナロア産駒である本馬はトモが大きく、やや胴が短めに映ります。

活動量が豊富で、他馬とは絶妙な距離感を保ちながら上手くコミュニケーションを取っています。

穏やかで平和主義といった感じですね。

少し硬さを感じる動きではありますが、素軽さとスピード感あふれるキビキビとした動きは目を引きます。

ブレない走りからは体幹の強さが感じられます。

人当たりがよく、基本的には扱いやすいのですが、時折頑固な一面を見せます。

ロードカナロアの持つスピードが上手くマッチするのではと考えました。本馬は牝馬という事もあり、兄達よりも動き、馬体の造りともに軽さが感じられますね。父の産駒は成長に合わせて見栄えが良くなっていく印象でしたが、この時期にこれほど良く見せるというのは配合面での相性がよかったのだと思います。

配合を考えた時点では、もう少し重厚感が出るのではないかと予想していたのですが、よい意味でそのイメージを覆してくれました。

初仔の姉よりも出生体重があり、馬体の形からもタイプが異なっていると感じました。ダイワメジャー産駒は父の特徴を色濃く受け継ぐ子が多いのですが、本馬も同様で、父によく似ていますね。

脚さばきは軽やかで、柔らかさがあります。大きなストライドで力強い動きを見せていますね。

走る姿は迫力満点ですよ。

自己主張が強い時期もありましたが、徐々に気持ちに余裕が生まれてきたようで、精神的に大人になってきました。

当歳時から垢抜けた馬体で目を引く存在でした。今後の成長が非常に楽しみで、大きな舞台での活躍を期待したいですね。

姉のメリトクラシー（父：シルバーステート）と本馬を見ていて、母の繁殖牝馬としてのポテンシャルの高さを感じました。父の特徴をしっかりと出し、丈夫で健康的な子を送り出してくれる母だと感じています。

母父シンボリクリスエスにマジェスティックウォリアーの配合という事もあり、フレームがしっかりとしている点ですね。

兄や姉達は成長過程の中で停滞期のような時期があったのですが、本馬はそういった事はなく、出生時からしっかりとしていて、順調な成長ぶりを見せてくれました。

入厩当初は飼食いが細くて苦労しました。暖かくなるにつれてしっかりとカイバを食べられるようになってきましたね。

少し落ち着きに欠けるような面があったのですが、最近ではオンとオフの切り換えが上手くなり、精神的に大人になってきましたよ。

とても素軽い脚さばきで、ストライドを大きく見せます。

成長速度としては少しゆっくりですが、飼い食いが良くなるにつれて馬体に幅が出てきました。夏を越えた頃には今よりグッと良くなっていると思いますね。

母がシンボリクリスエス肌という事もあって「ダート」を意識した配合なのですが、本馬は肩の造りや薄い馬体からも芝で走れそうな印象ですよね。とは言え、同じように芝馬かなと思っていた姉のユースフルラヴがダートで活躍してくれている事を考えると、本馬もダートが合うのかなと感じています。

離乳に伴うダメージは小さく、少し食欲が落ちたかなといった程度でした。そのため成長曲線が大きく乱れる事もなく、順調にスクスク育ってくれましたね。

協調性が高く、群れに溶け込んでいて目立つタイプではありませんが、随所に気持ちの強さを感じさせています。

放牧地で見せる反応はとても鋭いですし、良い悍性を見せています。

スナップの効いた、弾むような走りをしていますよ。

ギアの切り換えがとてもスムーズでスピードがあります。

2月に開腹手術を行いましたが術後の経過は良く、その後は順調に成長を遂げています。

他馬と比較すると精神面での落ち着きを感じますね。大人びているといった印象です。

エイシンフラッシュ産駒は父によく似て非常に綺麗な馬体をしている子が多いですし、追分ファームとは相性の良い種馬なので、そういった期待も込めて配合しました。

入厩当初は群れに馴染むのに時間がかかっている様子で、友達もなかなか出来ませんでした。今は群れのボスとすっかりと仲良くなり、存在感が増してきました。

仲間内で上手く立ち回る術を身に付けましたね。

動きには少し硬さを感じますが、フットワークが綺麗で、スピードとパワーは水準以上ですよ。

スイッチが入った際の走りからはこの血統らしい、気性の激しさを感じます。

スラっとした脚長のフォルムは兄や姉とよく似ています。気性的に危うい一面も持ち合わせていそうですが、兄や姉の同時期と比較するとややマイルドといった印象を受けます。

ドレフォン産駒というのは、調教を開始してからグングンと筋肉が発達して見栄えが良くなってくるという印象ですが、体質が強くて脚元も丈夫ですし、2歳の早い時期から動けるのではないでしょうか。本馬にもそういうイメージを持っていますよ。

線が綺麗でバランスの整った馬体と、豊富な筋肉ですね。ここまでの成長速度からも早めから始動できるのではないでしょうか。

活発な気性で、他馬に対して自ら挑んでいくような面が見られます。

柔らかさの中にもほどよい硬さがあり、筋肉の質のよさが伝わってきますね。走りはパワフルでスピードもありそうです。

柔軟さを感じさせつつも芯のある動きをしていて、体幹の強さを感じます。

丈夫な馬で、ここまで何の不安もなく成長してくれました。厳冬期も毛艶のよさが目立っていて、内臓面の強さも感じます。

馬体の雰囲気はこれまで見てきた母の産駒と共通する面が多い気がします。そうかと思えば父によく似ているようにも感じますし、この配合は似た者同士のカップリングなのかもしれませんね。