兄姉は、基本的に馬格のしっかりした馬が多いですね。半兄アニマヴィーヴァ(父キズナ)はトモが充実し、見映えもしました。本馬に関しては、母と父リオンディーズ、両者のよさがうまく出た印象で、バランスが整っています。

父がリオンディーズに替わり、よりパワフルになりましたね。

骨量豊富、体格も十分ということで、きっちり運動を積んでいけそうです。早くデビューできるのではないかと期待しています。父の産駒が走っていることも後押しできる材料です。

たしかに、スタミナ･パワーがすごそうです。母は芝2600ｍ戦で勝利しましたが、本馬はクラシックディスタンスを意識した配合で、狙いどおりの馬体となりました。

見た目のとおり、パワータイプでものすごく力強い走りをしています。スタミナもありそうですし、距離は保つでしょう。

普段から活気がありますが、他馬とのコミュニケーションもとれる優等生タイプです。

冬場は好戦的だったものの、最近は大人になった印象があります。

父の産駒らしく、スタミナがありそうな動きを披露しています。長くいい脚を使えるでしょう。走法はピッチ寄りです。

踏み込みが力強くて、なかなかいい歩きをします。

のんびりしていて、人畜無害です(笑)。

血統的には煩いところを持っているかもしれないので、今後も注意していきます。

兄姉は、種牡馬によってタイプが異なります。筋肉量については総じて少なめで、その欠点を補うべく、フェノーメノを配合しました。狙いどおり、筋肉があってパワフルな馬です。5月生まれながらも、しっかりとしたボリュームがあります。以前はゴロンとした見た目でしたが、ここにきて伸びも出てきました。ぜひ、追分ファームから父の代表産駒を輩出したいですね。

半兄フラッフィクラウドみたいなイメージで配合したというのもありますね。

両祖父はステイゴールド･ディープインパクトで、それだけ聞くと小柄な馬体をイメージさせますが、本馬は標準サイズに成長するでしょう。芝･ダートを問わずに走ってくれそうで、中距離以上の舞台が合うと思います。

毎日楽しそうに駆け回っています。父もパドックで外めを歩いていましたが、その特徴を受け継いだのでしょう。とてもいいやつです。

それほど目立つ存在ではないのですが、あらゆる項目で点数の高い馬です。

なだらかながらも、順調に成長を続けています。春以降は肩周りに筋肉がつき、牡馬らしくなってきました。初仔で、現時点ではけっして大きくないのですが、中サイズくらいにはなってくれそうです。

オリエンタルアートの血統に、イスラボニータを配合ということで、白老F的にはぜひ活躍してもらいたいところです。

右後種子骨の骨片摘出手術を、昨年10月6日に行いました。ただ、現在は他馬と同じように放牧を行っていますし、遅れをとることはありません。骨の弱さなども特にないですね。

5月と遅生まれなだけに、精神的にはまだ幼くて子供っぽいところがあります。ただ、本馬が現在いる厩舎は、牡馬らしい馬が多く、揉まれながら健やかに成長を遂げています。

これまでの兄姉は、中サイズでシルエットのきれいな馬が多かったです。一方、本馬は大きめでワイルドです。今後、鍛え甲斐のある馬体といえるでしょう。

大柄な馬体をフルに活かした、大きくゆったりとした歩きです。全姉アンドラステや半兄ヴァリアメンテ以上のダイナミックさがあります。

もちろん、アンドラステが走ったことが理由のひとつです。白老ファームのこだわりが詰まった母で、意地になってオルフェーヴルをつけたというのもありますね。これだけのスケールですから活躍を期待しています。

親や兄姉とまったく似ていません。牝系を代表するゴールドアリュールもそういう感じでしたので、大いに期待しています。

生まれたときから立派で、ヴァゼムっぽさがないですよね。

友達との距離感は近かったですね。接近戦を好むタイプです。好奇心旺盛でしたが、扱いやすくて手はかかりませんでした。

とても素直で頭のいい仔です。反抗された記憶がほとんどありません。

見た目どおり、雄大できれいなストライドです。スタミナ･パワータイプでしょう。

いい動きで、小さなころから期待どおりの成長も遂げています。さまざまな競馬場で走る姿が楽しみです。

生まれたときから、目つきがトロンとしていて、撫でたくなるほどの可愛さでした。それでも、今は気の強さが出て、競走馬らしくなってきましたね。

たしかに、当歳時はのんびりして、我関せずという感じでした。

初仔にしては体高があったものの、肉づきは若干寂しく映りました。

脚長でスッキリしたタイプでした。

冬場はトップラインが寂しく映りましたが、ここにきて一気に逞しくなりました。春先の良化度は、厩舎内でも1･2を争うほどです。

まだまだ変わってきそうです。2歳秋頃から、本当によくなるかもしれませんね。

大きなストライドでのびのびと走ります。柔軟でスピード･スタミナともにありそうです。

ブレない感じで、体幹が強そうです。

脚長で、あまり父っぽくないですね。芝の長めが合いそうです。

自信たっぷりな様子で、普段から堂々としています。なによりも、体力と脚力がやたらあります。何の不安もありません。

イリュミナンス20と同様、募集動画をぜひご覧ください。シャキシャキとして、覇気を感じさせる、すごくいい動きです。

母はマジェスティックウォリアーが来日前に買った繁殖です。個人的に好きな種牡馬ですね。本馬は生まれたときこそやや小さめでしたが、白老ファームの厩舎長も「毛色こそ違えど、イスラボニータにそっくり」とずっと話していました。配合の狙いどおりの馬体になったと思います。

体高のわりに幅があるのは、父サトノクラウンの要素でしょう。雨の放牧地で、他馬が手こずっているなかでも、本馬はスイスイと進んでいきます。そこにも父の特徴がよく表れています。

ガッチリしたタイプで、力感のあるいい動きを見せます。本当にしっかりとしていますね。ここにきて、体質もだいぶ強くなってきました。春以降の良化が目覚ましい1頭です。

じっくりと良化していく成長力の豊かな母系ですので、今後のさらなる変わり身が楽しみです。

普段から無駄なことをしないように賢いです。落ち着きがあって素直で、ひと言で表すのであれば『ナイスガイ』です。いうことのない気性の持ち主です。

ゆっくりめの成長ですが、筋肉量は着実に増えてきました。これからもっとよくなりそうです。

調教厩舎で鍛えていくなかで、さらによくなるタイプでしょうね。

筋肉の質がよく、動きは柔らかいです。母はダートで勝った馬ですが、本馬は芝向きのスピードを持っていそうです。

低重心ですが大跳びです。

シルエットは、重心こそ本馬の方が低いものの、どこかシックスセンスに似ている印象です。父の近親に同馬がいますもんね。血統の面白さを感じます。

母は、社台で大切に育まれてきた牝系です。そのように長く残っている馬は、ルヴァンスレーヴのように、爆発力を秘めています。父は大好きな馬の1頭で、初年度産駒から走ってきそうです。体高が低めなタイプが多いのですが、どの馬もストライドがよく伸びますね。本馬も父産駒の特徴がよく出ています。

体型的にはルーラーシップですね。特に肩やお尻には丸みがあって、捌きも軽めな点が出ています。母方の重たさはありません。母にはここ3年、上位種牡馬が配合されたように、ひそかに期待している繁殖で、本馬の活躍ぶりも楽しみです。

到着時は、線がきれいで健康そうに映りました。その後も順調な成長過程を歩んでいます。

特に、ここ2ヵ月は充実一途で、さらによくなりました。

気が強く、好戦的で、エネルギーを持て余しているような印象です。

性格の強さもプラスに働いてくれればと期待しています。

寂しがったりしませんね。そういう意味では大人びています。柔らかくきれいで大きなストライドを披露しており、芝の長めの距離で切れる脚を使うタイプでしょう。

初仔にしてはサイズがあり、骨量もしっかりとしていました。いい馬だった印象です。

柔らかく、伸びのある歩様です。中距離以上の舞台に適性を感じさせます。

掻き込みが力強く、パワーを感じさせます。一見すると、ダートも対応するのではと思わせるほどの力強さです。仲良しの馬といつもじゃれ合っています。

ハーツクライ産駒らしく、胴伸びがあり、腹袋もしっかりとしています。ここにきて、筋肉量も増えてきました。

窮屈なところがいっさいありません。

デビュー時期はそれほど早くないでしょうが、秋あたりから芝の中長距離で、王道ローテを歩ませたいですね。

冬場は毛が長かった影響もあり、ややモッサリした見た目でしたが、それ以降、すごくいい成長を遂げています。配合の意図どおり、スピードがありそうで、短距離戦で活躍してくれるでしょう。

体高のわりに目方があり、いかにも実が詰まっていそうですね。

運動量が豊富です。素直で扱いやすく人懐っこいうえに、見た目も可愛く、スタッフから人気を集めています。

青鹿毛で格好のいい馬です。歩かせると柔らかみがあるうえ、可動域も広めです。血統的にダートのイメージがあるかもしれませんが、芝もぜひ試してみたい1頭です。

薄手でスラッとしていましたが、明らかにいいデキでした。そこから順調に成長を遂げています。

大人びていて、無駄なことをしません。あまりに賢いので、たまに人を見るようなところがあります。

身のこなしが柔らかく、跳びもきれいです。いかにも、芝の長いところで切れる脚を使えそうなタイプです。

2歳馬の半兄(父ハーツクライ)と似ています。このように脚長で背の高い馬は、緩さを感じたりすることが多いですが、半兄･本馬ともに緩さがありません。大柄なわりに、兄同様、早くからデビューできるでしょう。柔らかみを感じる動きで、芝1800～2000ｍ戦あたりで始動させたいですね。

以前はあまり目立つ感じではありませんでしたが、春以降はつい目立ってしまうほど、劇的な変化を遂げた1頭です。

春以降、グングンとよくなりました。馬体のラインが変わって、放牧地での存在感が増しています。

以前は母系が前面に出た体つきでしたが、ここにきてビックリするほどの変貌ぶりですね。

背中がいいですね。うまく背中を使えるので、完歩が伸びます。キズナ産駒としては珍しいくらいに柔らかいです。

馬体が一気によくなりましたが、動きも素晴らしいです。首の使い方が上手です。

この世代までは、社台グループのキズナ産駒はそれほど多くないのですが、じつは本馬の母系に合うのではないかと思って配合しました。意図どおり、いや、それ以上といえるほどの素晴らしい馬体･動きを見せてくれて、嬉しいかぎりです。

リーダー格で、他馬に対しても強く、よく喧嘩を仕掛けています。そのわりに怪我をしないので、本当に強いのでしょう。

たしかに、放牧地で1番相撲をとっていますね。

やや硬めの走りをしていますが、地面をしっかりと捉えて力強いです。スタミナがあって、長くいい脚を使ってくれそうです。距離は長めの方がいいでしょう。

つねに状態良好です。体質が強く、コンスタントに出走を重ねてくれそうです。

母の9番仔になりますが、骨量があって、安心感のある馬になりました。芝はもちろん、馬体･動きからはダートも試してみたくなりますね。父がルーラーシップに替わり、どのような馬に育ってくれるでしょうか。

怪我などはなく、スムーズに成長を遂げました。全体的な骨格の造りも発達がよく、手のかからない素晴らしい馬でした。初仔ということを感じさせません。オススメできる1頭です。

こちらに到着時はぬいぐるみのようで、性格もよくて、とても可愛かったです。

冬場は毛がモサモサで、馬体のラインが分かりにくかったのですが、春先にはムキムキになる姿が容易に想像できました。

掻き込みが強く、いかにもパワーがありそうです。スピードも感じさせます。硬さはそれほどうかがえませんが、動き･見た目･血統からしてTheダート馬です。短めの距離で先行押し切りが狙えるでしょう。

血統的には硬いイメージがありますが、そこまででもないですね。

筋肉のつきかた･量が母そっくりで、扱いやすさもそのままです。違うのは毛色ぐらいです。調教で引っ掛かるところがなかった面も似ていればと期待しています。

ここまで健康的に育ち、素晴らしい馬体に成長してくれました。想像どおりの競馬を見せてくれるでしょう。

追分ファームでは順調に成長を遂げました。これからガラッと変わりそうです。活発な性格で好奇心旺盛ですが、オン･オフはハッキリとしていました。

リリーバレーに移動後、アメリカ血統らしい筋肉質な感じに変化してきました。旋回癖については、まわりに馬がいれば大丈夫ですね。

身体を目いっぱい使って、ピッチも速く、スピードがありそうです。

調教で鍛えれば、ゴリゴリのダート馬になるかもしれませんが、現時点では柔らかさがあって、芝に対応できるスピードを持っていそうです。

体高はそれほどでもありませんが、骨太で筋肉量が豊富です。調教を積めば、どんな馬体になるのか楽しみです。

父の産駒は、ここにきて本馬と同様、エーピーインディ系の肌との組み合わせでケンタッキーオークスを勝利したり、ふたたび活躍中です。種付料が17万5,000ドルにアップしました。母はもっと重厚感のあるアメリカ車のような感じですが、本馬はスッキリとしたタイプで、日本競馬に対応できるでしょう。ここまで順調な成長を遂げていますし、ぜひ上を目指したい1頭です。

アメリカで誕生し、日本に移動してきました。到着直後は、長旅の疲れにより、ラインが薄くて、あばらも浮いてしまっていました。その後は順当に良化がうかがえます。 事務所スタッフ）　馬体はまだ薄めですが、春先から徐々に幅が出てきました。今後は父の影響を受けて、さらにパワフルな姿に成長してくれるでしょう。

現時点ではスラッとした見た目で、芝っぽさを感じさせます。ただ、半姉も同様な印象で、ダートが主戦場となりました。本馬も逞しさが出て、結局はダートを主戦場に走ってくれそうです。

社交的で、皆に好かれています。真っ直ぐなまま成長している様子です。

感度が高く、スイッチの入りやすいところはありますね。それが実戦において、好影響を与えてくれたらと思います。

当歳時は華奢に映りましたが、どんどんと良化を遂げて、いまや馬格に恵まれました。初仔にしてはしっかりとしています。

体高があるわりに、スラッとしていて重さは感じさせません。今年1月26日の左飛節OCD除去手術を行いましたが、影響はなく順調に放牧中です。

性格的に悪いところはなく、堂々としています。

柔軟で跳びが大きく、雄大な馬格を活かしたダイナミックな動きを披露しています。父産駒らしい緩さはあるものの、フレームの成長は早めです。ゆとりのある造りも父らしいですね。

父がハービンジャーですので、どちらかといえば芝寄りかもしれませんが、血統が血統なだけに、ダート戦の走りも見てみたいところです。トモの容量があり、スタミナも備えていそうで、距離的にはマイルよりも延びた方がいいでしょう。

馬体には伸びがありますし、筋肉がしっかりとついて、迫力あふれる見た目ですね。

波がなく、順調に成長を遂げています。

性格は強気･勝ち気･負けず嫌い･諦めない･根性がある、まさにそんな感じの生粋のファイターです。

じつは、こっそり推したい1頭です。生まれたときから雰囲気があり、いい馬でした。好馬体のまま成長してくれて嬉しいです。カタログ映えしそうですよね。適性については、芝も試してみたいところですが、歩きを見るとダート寄りかもしれません。2歳の半兄の動きはいいですし、とにかく丈夫そうなところもセールスポイントのひとつです。

母が強めに出やすい一族ですが、ここ2年は父の面影を残すようになってきました。本馬は肩がムキムキなところやトモの造りなどに、父系のよさが出た印象です。

腹袋がしっかりとしているわりに、脚はそれなりに長くて、バランスがとれています。母の産駒らしくないところに好感が持てます。

お母さん、そんなことをいわれて可哀想に…。

基本的には素直ですが、1回は自分自身を主張してきます。こちらの意志を伝えれば、すんなりと受け入れてくれるので、別に手はかかりません。

脚元がやや硬めでパワフルな動きから、明らかなダート適性を感じさせます。

距離はある程度あった方が良さそうですね。

この父に替わって、どういう競馬を見せてくれるか楽しみです。

来た当初は物見が激しく、人を無視するようなところがありました。現在は指示に従うようになりました。

とにかくヤンチャですね。人に対しては改善されましたが、馬へは好戦的で、新参者は執拗に追いまわします。その影響で運動量が豊富ですね。体質が強く、体調はつねに安定しています。

正直、他馬からは嫌われていますね(苦笑)。

三白眼の見た目どおり、性格はキツいようですね。ただ、実戦においては、強い気持ちが絶対必要になります。この強力な武器を存分に活かしてもらいたいです。

ピッチ走法で、パワーもスピードもありそうです。芝･ダートを問わず、マイル前後の距離で力を発揮してくれるでしょう。

ここにきてどんどんとよくなっています。完成度は高めですが、今後の成長ぶりも楽しみです。

僚馬を引っ張るほどのリーダー的な存在です。放牧地では競争や相撲をとっていますが、けっして諦めたりしない、不屈の精神の持ち主です。

とにかくパワフルです。グングンと推進していきます。

ダイナアクトレスとファビラスラフインの名牝を持つ馬同士の配合で、底力を後押ししてくれたらと期待しました。良血馬らしく、筋肉がしっかりとついて、素晴らしいデキ映えになりましたね。

母は残念なことに亡くなりましたので、本馬が忘れ形見です。母の想いも乗せて、頑張ってくれたらと期待しています。

フットワークがすごくしっかりとしています。放牧地ではライバルと先頭を争い、少しでも前に出ようという気持ちの強さを見せています。じゃれ合って相撲をとると、その相手を圧倒しており、身体の使い方が上手な印象です。

父がダイワメジャーなだけに、気持ちが入りすぎて扱いにくいかと思いきや、前向きながらもコントロールはしやすい、スマートな性格の持ち主です。

人に対しても社交性があり、愛されキャラです。

中身とスピードを求めて、父を選びました。想像どおりの見た目になりましたね。気持ちの切り替えが上手な点もプラスでしょう。

元から馬格があって、父らしいパーツのよさ･大きさを持っていましたが、春になってだいぶ垢抜けてきました。見映えが堂々としたように感じます。

筋肉の付き方が、目に見えて良化しています。雰囲気もどんどん良くなっていますよ。放牧地では活発な動きが目立ちます。

以前はやはり緩さを感じました。しかし、春先に筋肉がついたことで、動きもどんどん変わってきました。緩さは解消しつつあります。

全兄は好馬体で、2歳のうちに勝ち上がりました。重賞ウイナーのベルーフが誕生したように、ゴールデンサッシュの牝系とハービンジャーとの配合はやはり好相性です。

全兄セルヴァンは本当に馬っぷりがいいですよね。本馬も同様で、相当なスケールを感じさせます。

体高がある馬ですが、3月まではゆっくり成長するタイプかと思っていました。しかし、寂しかったトップラインが、春先から一気に充実してきました。

5月生まれを考えれば、成長はかなり早いですね。

雄大な見た目どおり、大きく美しいストライドで走ります。スピード･スタミナともにありそうで、距離の融通は利くイメージです。

今後、調教厩舎に移り、運動強度が上がれば、さらによくなりそうです。この立派な馬格に筋肉をまとった姿を見るのが、楽しみで仕方ありません。

2歳の半兄ストームゾーン(父ドレフォン)もいい動きをしていますが、本馬も楽しみですね。こちらの方が柔らかみはあって、距離もある程度は保つでしょう。デキのいいキズナ産駒だと思います。

来た当初は体質が弱めでしたが、飼食いがよく、順調に成長してくれました。これならば、早めからでも始動できそうです。

そうですね。日増しに逞しさが出て、いい変化を遂げてくれました。

脚元からは硬いのかと思いきや、走りを見ると硬さはないですね。パワーがありそうですし、芝･ダートを問わず、マイル前後の距離で走ってくるでしょう。

歩きがシャキシャキとしていて、見た目以上にしっかりとしています。

血統を遡れば、タイムトゥダンス･タイムトゥチェンジという、追分ファームの創生期を支えてくれた馬にぶつかります。古参スタッフの自分としては感慨深いですし、より頑張ってもらいたいです。

今の日本競馬に必要不可欠なスピードを求めて、2歳のトレーニングセールで母を購入しました。その母の初仔にあたる本馬は、ここにきてだいぶしっかりとしてきた印象です。トモの筋肉からもスピードは十分にありそうで、理想どおりの馬体といえるでしょう。これから調教を積めば、さらに変わってきそうな1頭です。

生まれたときからオーラのある馬でした。ゴールデンサッシュ一族の本流というだけあって、すごみも感じさせてくれました。

中サイズで、バランスがとれています。筋肉には張りがあり、毛ヅヤも当歳時からつねに良好で、とても目立つ存在でした。

性格的にも素直で、好青年といったイメージです。感受性が豊かです。

父モーリスも、母レクレドールも、日本で大切に育まれてきた牝系を持ちます。その相乗効果を早く見てみたいですね。

ドリームジャーニーっぽいですね。写真や動画の撮影で苦労するかと思いましたが、案外スムーズに撮ることができました。不安なことがあれば、人に甘えるところもあります。

とらえどころのない気性ですね。放牧地では好奇心旺盛で、自信を持って動いているように感じます。

腰が強そうです。とにかく見た目がよく、相当楽しみです。

現時点でもかなりいいのですが、これからもっとよくなります。どんな姿に完成するのか、今から待ち遠しいです。

父･母ともに、白老Fで紡いできた血統同士です。母系は堅実なタイプが多かったのですが、本馬は野性的な印象で、殻を破ってくれそうなイメージがあります。

牝系はナイトライトのファミリーです。先代社長･吉田善哉からのいいつけどおり、この血統を大切に育ててきました。兄はオルフェーヴル、当歳馬はジャスタウェイの産駒で、白老産の種牡馬をつけてきたことからも、どれぐらい期待しているかがお分かりいただけるでしょう。