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スタッフの声

河本 虎浩

自分の関わった馬がレースに
出走する姿を見ることは
本当に嬉しい

山元TC厩舎長

河本 虎浩

2019年(令和元年)入社

競馬のゲームがきっかけ

中学生の時に友達と行ったゲームセンターに競馬のゲームがあり、そこで競馬の存在を知りました。元々馬が好きだったということもあり、とても興味を惹かれ、「競馬に携わる仕事をしたい」と思ったことが、この仕事に就いたきっかけです。高校を卒業後、馬の専門学校へ進学し、在学中に追分ファームで研修を受けました。そこで、地元の宮城県に山元トレーニングセンターがあることを知り、追分ファームに就職しました。研修でお世話になっていたこともあり、牧場の雰囲気や仕事の流れにはある程度慣れていたので、入社後の環境の変化に戸惑うことが少なかったように感じます。スタッフの方々とも早い段階で打ち解けることができました。

自分で考えて行動すること

リリーバレーで3か月ほど働いた後、希望していた山元トレーニングセンターへの異動が叶いました。
リリーバレーでは主にデビュー前の2歳馬の育成に携わっていましたが、ここ山元トレーニングセンターでは現役競走馬の調教・管理の仕事をしています。私は入社したばかりで経験も浅く、まだまだ難しいことがたくさんありますが、何事も一つずつ自分で考えて行動し、それが上手くいったときはとても嬉しいです。わからないことでも、まずは自分で考えてみることで、理解を伴った知識が身に付きますし、そこで失敗したとしても、その試行錯誤から学べることがたくさんあります。入社してまだ半年ほどですが、自分の引き出しが確実に増えていることを実感しています。
また、自分の関わった馬がレースに出走する姿を見ることは本当に嬉しく、テレビでレースを見ていると、思わず応援に熱が入ってしまいます。レースに勝ったときは最高の気分になりますし、この仕事に達成感を感じる瞬間でもありますね。

大好きな地元のそばで

寮と厩舎が近く、通勤時間がほとんどないという点がとても楽です。また、食堂で昼食と夕食が食べられるので、食事にも困りません。
休日は、車で1時間ほどかけて実家のある仙台に行くこともあります。仙台に行けば何でも揃っていますので、友達と遊んだり買い物をしたりして休日を満喫しています。
私は地元の仙台が大好きですので、その近くで働けることにとても安心感・満足感がありますし、休日にリフレッシュできていることが、仕事に対する意欲に繋がっています。

必要とされるために

現在は騎乗技術の向上を目標にしています。まだまだ先輩方のように上手く乗ることはできませんが、指導を受けながら少しずつスキルアップを図っていきたいです。
そして、馬主さんから馬を預けていただいて成り立つ仕事であるため、馬乗りである前に人として、挨拶や礼儀を正し、模範となれるような人になりたいです。そうすることで、馬主さんや調教師から、厩舎としての信頼を得ることができると思っています。そうした信頼を得られる厩舎にしていくことができる騎乗員が、今後必要とされると思います。必要とされる騎乗員になるために、また、自分が調教に携わった馬が勝てるように、日々の仕事から多くのことを貪欲に学んでいきたいと思います。騎乗技術だけではなく、競走馬や競馬に関する知識も養うことで総合力を高めていきたいと考えています。自分の調教した馬が、いつかG1を勝ってくれることが、今の私の夢です。

ある一日のスケジュール

夏季

4:00 始業 馬をウォーキングマシーンに入れ、馬房掃除をする。騎乗準備。
5:20 調教 騎乗やTMなど
10:30~14:30 昼休み
14:30 治療、水冷、手入れ
16:30 終業

※1 当番制で夜飼い(18時)、朝飼い(24時)があります。
※2 冬季は5:00始業です。

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