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スタッフの声

小倉 将太

馬は幼い頃から
身近な動物でした

繁殖厩舎長

小倉 将太

2013年(平成25年)入社

幼い頃から身近な存在だった馬

私の実家は北海道内で畜産業を営んでおり、馬(道産子)、牛、羊、山羊などを飼っていました。また、地元や近隣の町で行われていた草競馬に参加したり、祖父がばんえい競馬の騎手をやっていたこともあり、馬は幼い頃から身近な動物でした。
そういった環境で育ったことや、3歳年上の兄が競走馬の生産牧場に就職したことがきっかけで、私もサラブレッドや競馬に興味を持つようになり、高校を卒業した後、追分ファームに入社しました。

子馬の成長をそばで見守りながら

2013年に入社して以来、繁殖部門で仕事をしています。幼い頃から多くの動物を世話してきましたが、サラブレッドはこれまで見てきた動物とは大きさやパワーなどが全く違いましたし、当歳馬(子馬)も体は小さいですが大人の馬と比べて動きが読めないため、扱いに慣れるまで本当に苦労しました。ただ、自分なりに試行錯誤する中で、馬がどういう動きをするのか注意深く観察することが大切だと気付き、それが分かっていくにつれて馬の扱い方が上達していったような気がします。
繁殖部門の仕事は、オン(お産・種付シーズン)とオフ(離乳により母馬と子馬が別れた後)が非常に激しい仕事ですが、子馬の成長をそばで見守ることが出来ますし、その馬が無事に競走馬としてデビューしてレースで勝つ姿を見ることが出来たときは、この上なく嬉しい気持ちになります。

衣食住は安心

私は現在、寮で生活していますが、部屋は真冬でも暖かいですし、ご飯も毎日食堂で食べることが出来ます。また、ユニフォームなどの支給もありますので、最低限の生活で困ることはありません。
プライベートの時間は、先輩方とご飯を食べに行ったり、千歳市や札幌市に買い物に行ったりしています。また、食べ歩きが大好きなので、休日は北海道内をドライブしながら各地の美味しいものを食べてリフレッシュしています。夏休みや冬休みの長期休暇の際は、実家に帰省するなどしています。

繁殖の仕事を極め、未来のGⅠ馬を手掛けたい

今後の目標は、まずは「自分も馬もケガや病気をしないように」ということが一番です。また、自身のこれまでの経験も踏まえ、「後輩から慕われる先輩になりたい」と思っています。
仕事に関しては、イヤリングなどの他の部門を経験してみたいという気持ちもありますが、やはり繁殖の仕事を極めたいという思いが一番強いですので、繁殖の仕事にひたむきに向き合い、いつか自分が携わった馬がGⅠを獲る日が来ることを夢見ています。
これから牧場の世界に入ろうとしている皆さん、最初はイメージと違ったり、大変なこともあるとは思いますが、数ヶ月経てば仕事や環境にも慣れてきますし、“馬が好き”という気持ちがあれば大丈夫だと思います。ぜひ一緒にがんばりましょう! 

ある1日の仕事のスケジュール

6:30 始業
6:30~11:30 放牧、馬房作り、エサ作りなど
11:30~13:00 昼休み
13:00~14:30 馬房づくり、集牧
14:30~17:00 馬体チェックなど
17:00 終業

※1 当番制で、夜飼い(19時頃)・朝飼い(4時頃)があります。
※2 毎年1月中旬~5月中旬頃まではお産シーズンのため、お産当番があります。

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